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銅は健康に欠かせない"栄養素"です
人間の体のなかにも、銅があることを知っていますか?銅は、ふだん口にする多くの食品から摂取され、わたしたちの健康に重要な役割を果たしています。
私たち人間の体には約80~100mgの銅が含まれています。銅は「必須微量元素」と言われ、体の中で血液を作る、骨や血管を正常に保つ、脳の働きを助けるなどの大切な役割を果たしています。ふだん体に必要とされる銅は1日約2mgで、バランスよく食事を摂れば自然に補うことができます。ちなみに銅が多く含まれる食品はカキやレバー(20~30mg/kg)、穀類や豆類、木の実などにも含まれています。
2004年3月、銅は厚生労働省によって「栄養機能食品」として表示ができる栄養成分のひとつに定められました。栄養機能食品とは、高齢化やライフスタイルの変化等により、1日に必要な栄養分を摂れない場合、その補給・補完のために利用する食品のことです。ひとの生命活動に不可欠な栄養素として、ミネラルが銅を含めて5種類、ビタミンが12種類定められています。
発育の盛んな赤ちゃんは、銅を必要としています。新生児の銅含有量は大人の2~3倍。また出産後1か月くらいまでのお母さんの母乳には、45μg/100mℓ程度の銅が含まれているのです。そのため赤ちゃんに飲ませる粉ミルクには銅が添加されています。粉ミルクの銅添加量は320μg/100gで、これを標準的な14%の調乳液にすると45μg/100mℓになります(大手粉ミルクメーカーの例)。非常にわずかな量の銅ですが、赤ちゃんの健康に育つために大きく役立っています。
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