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耐食性・耐久性

【参考資料】
  1. 銅及び銅合金の耐薬品性に関する資料 (837KB)
      -伸銅品データブック (一般社団法人日本伸銅協会 編集)-
  2. 建築用材料の腐食と化学的性質に関する資料 (2.57MB)
      -伸銅品データブック(一般社団法人日本伸銅協会 編集)-
 
46シンジン青銅CAC804製の水道メーターに、ステンレス(SUS304,SUS316)配管を接続する場合、絶縁処理は必要でしょうか。銅や青銅は電位差が小さく不要であると認識してますが、CAC804は亜鉛が20%と青銅にしては多く、黄銅に近いと感じます。一般的に絶縁しているのでしょうか。
シルジン青銅とSUSとの異種金属接触腐食(ガルバニック腐食)について、自然電位差は0.2V以内と小さく直接接続しても問題ないとの研究報告があります。
 材料と環境:第59巻、P43-49(2010)東京理科大学板垣ら
以上より絶縁は不要と考えます。
47砲金製(CAC406)の部材に黄銅製部材を接続しても腐食は発生しないものなのでしょうか。具体的な例を挙げますと、砲金製の給水、給湯用ヘッダにプラグとして黄銅製プラグ(真鍮、または脱亜鉛黄銅)を用いても腐食は発生しないものでしょうか。ステンレスへの接続の場合は砲金製ならばほぼ問題がないととらえており、黄銅製に関しては脱亜鉛黄銅であれば可とし、真鍮はNGとしております。感覚的に青銅と黄銅であれば電位差はあまりないと判断して、異種金属接合における腐食はないと判断してよろしいでしょうか。
  1. 配管と継手・機器との異種金属接触腐食については、以下が参考になります。
     空気調和・衛生工学第87巻第3号P211-220「異種金属接触腐食と水質」抜粋P218 竹中工務店山手利博 (488KB)
  2. 上記に黄銅と砲金(青銅鋳物)の組み合わせは、要絶縁と記載ありますが、脱亜鉛黄銅とステンレスとの組み合わせで、異種金属接触腐食が生じないとのレポート(註1.あり、脱亜鉛黄銅は問題ないと考えます。)  註1:材料と環境:第59巻、P43-49(2010)東京理科大学板垣ら
48冷媒配管を溶接する場合、窒素封入にて行うことが原則ですが、どうしてもやむを得ない場合、アルコールレスの酸化防止剤を使用して施工するケースも見受けられます。そこで、「トーヨークリーンカッパー」以外で、アルコールが混入していない酸化防止剤メーカーをご存知でしたら、教えてください。
  1. ろう付時の酸化防止剤に関しては蟻の巣状腐食トラブルが生じた段階で、メーカーを当方に集め対策を徹底しました。
  2. 恐らくそれを受けて同種の製品すべてが安全なものに変わっていると考えます。
  3. 安全を期す意味でネット等で製品を探し、そのメーカーに確認することをお薦めします。
4910か月前に購入した冷蔵庫が故障したためメーカー修理を依頼したところ、銅管が黒く変色し穴が開き冷媒ガスが抜けたためとのことでした。腐食性ガスの影響と言われましたが、温泉地でも塩害地でもなくごく普通の家庭で家の中で使用している銅管がそのようになることはありますか。浄化槽を使用、隣が印刷工場。前の冷蔵庫は10年以上問題ありませんでした。
  1. 一般家庭でこのような冷蔵庫の漏洩トラブルは非常に稀です。(小職は初耳です。)
  2. 現象的には、お寿司屋さんでの酢による腐食、厨房設備での排水系統からの硫化物による腐食等の事例と同様と考えます。
  3. 一般家庭では考えにくいのですが、酢を床に零し冷蔵庫下に溜まってしまったとか、ごきぶり退治用スプレーなどに銅管腐食媒があったかなどが想定されます。
いずれにしてもなんらかの腐食媒が存在して生じた可能性が高いので再度起ることが懸念されます。この点を考慮し、設置場所など十分にご検討願います。
50ビル用空調機で使用している冷媒配管(銅管)の耐用年数を教えてください。
BELCA(建築設備維持推進協会)の報告書では、銅管(冷媒管)耐用年数は30年となっています。