日本銅センター賞とは日本銅センターとは
本制度は、銅の需要開発、普及増進に多大の貢献をされた方々に対してその優れた業績をたたえるため、昭和49年度(1974年度)から「日本銅センター賞」を贈呈する制度として設けられました。
以来、今日まで経済界・学術界・地方自治体・各種団体などから幅広くわが国を代表する企業人・知識人・建築家・芸術家・技能者などの方が受賞されています。
本表彰は伝統ある顕彰制度として定着しており、毎年開催される表彰式も国内銅産業の首脳が一同にそろうビックイベントとなっています。
この賞の受賞対象は
- 各種技術分野に於いて銅の有効な利用により、需要の促進に寄与したもの
- デザイン、アイディアがすぐれ、銅製品の開発に寄与したもの
- 銅製品の普及、販売の促進に貢献したもの
- 銅製品のイメージアップに貢献のあったもの
以上の各項の該当者を日本銅センター事務局から推薦を受け、選考委員会で選考されることとなっています。受賞の該当者は毎年5月下旬から6月上旬に開催される日本銅センター総会の席上、会長から賞状・副賞と賞碑(ブロンズ像)が贈られます。
日本銅センター賞碑(ブロンズ像)
作品説明
人間が始めて天を飛んだ。たとへそれがわずかな距離であっても貴重なことだと思います。始めて発見する。始めて開発する。その「始めて」の貴重さには変りありません。
人間が始めて喰べたのがリンゴであったとか………。リンゴをこの賞のモチーフに用いて見ました。
東京藝術大学 名誉教授
三井安蘇夫
三井安蘇夫