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冷媒用被覆銅管の製品・規格・施工
製品の概要
冷媒用被覆銅管とは、冷媒が通る銅管(原管)に保温材を被覆したものです。
- 銅管は施工性に富み、冷媒が高圧の状態でも使用に耐えます。
- 空調用の冷媒配管には結露を防止する等を目的に銅管(原管)の外側にポリエチレンフォーム等の保温材を被覆しています。
日本銅センター制定規格について
日本銅センターでは冷媒用被覆銅管の規格を制定しております
JCDA 0009 冷媒用断熱材被覆銅管
国土交通省の「公共建築工事標準仕様書」に掲載されている規格
銅管:JIS H 3300 保温材:JIS A 9511 保温材の難燃性能:JIS C 3005
最高使用圧力(設計圧力)4.3MPa以下
原管の材質及び断熱材の種類を区分し、原管の平均外径ごとに原管肉厚及び液管・ガス管、断熱材の最低厚さを規定
JCDA 0010 一般用途冷媒用断熱材被覆銅管
国土交通省標準仕様書以外の一般用途を想定した規格。
銅管:JIS H 3300 保温材:JIS A 9511 保温材の難燃性能:JIS C 3005
<JCDA 0009と異なる点>
最高使用圧力(設計圧力)は4.80MPa以下~3.45MPa以下で3種別の区分があり、原管の平均外径及び使用冷媒圧力ごとに原管肉厚及び断熱材の最低・最高厚さを規定
冷媒用被覆銅管の品質について
日本銅センター冷媒用被覆銅管委員会構成メンバーは日本銅センター制定のJCDA規格に準拠する肉厚の銅管を使用しております。
銅管の肉厚の品質基準をわかりやすく表にまとめた書面を掲載します。
冷媒用被覆銅管施工マニュアルのご紹介
日本銅センター冷媒用被覆銅管委員会では、冷媒用被覆銅管施工マニュアルを2019年に作成しました。
施工の基本事項はもちろんのこと、過去の不具合事例をもとに、より確実な施工方法が業界標準になっていくことを目指し、作成しました。
本書は下記よりダウンロード・印刷可能であるほか、冊子の配布も行っております。
冊子をご希望の方はお問い合わせよりご連絡ください。