Home > 冷媒用被覆銅管に用いられる接続方法及び管継手
冷媒用被覆銅管に用いられる接続方法及び管継手
フレア接続
- 銅管の接続部にフレア加工を施し、フレアナットを使用して銅管を接続します。銅管は加工性がよく、専用のフレアツールを用いた加工が容易です。
- フレア加工の形状・寸法、フレアナットの締め付けトルク等は、JIS B 8607(冷媒用フレア及びろう付け管継手)によります。
- フレア接続の施工手順は、冷媒用被覆銅管施工マニュアルに掲載しております。
ろう付け接続
- 銅管を拡管、もしくは管継手をつかい、隙間に溶けたろうを浸透させ一体化します。
- ろう付け接続の施工手順の概要は、冷媒用被覆銅管施工マニュアルに掲載しております。
- 日本銅センターでは銅管のろう付け管継手の規格を制定しております。
<JCDA 0001 銅及び銅合金の管継手>JIS H 3300の銅管にろう付けする銅及び銅合金製の管継手について規定しており、国土交通省の「公共建築工事標準仕様書」に掲載されています。
- 日本銅センターではJCDA 0001規格に基づく工場認定を実施しております。
詳細については下記ページをご参照ください。
機械的継手接続
- 機械的継手接続は、火を使わず専用工具を使用する銅管継手です。
- さまざまな接合方法があり、製造メーカーが施工要領書を作成、施工講習など実施し、現場施工の品質向上に寄与します。
機械的継手接続の一般的な施工手順は、冷媒用被覆銅管施工マニュアルに掲載しております。 - 日本銅センターでは冷媒用銅管に用いる機械的継手の規格を制定しております。
JCDA 0012 冷媒用銅及び銅合金管に用いる機械的管継手
JIS H 3300の銅管(外径50㎜以下)の接続に用いられる機械的管継手について規定した規格で、管継手の構造・材質・接合方式・気密性・接合強度について規定しています。
注)気密性試験:ISO14903 接合強度試験:引張・最大曲げ・繰り返し(JCDA独自規定項目)
尚、この規格は国土交通省の「公共建築改修工事標準仕様書」に掲載されています。
- 日本銅センターではJCDA 0012規格に基づく製品認証を実施しております。
詳細については下記ページをご参照ください。