銅はどうやって
作られるの?
鉱山から採掘された銅鉱石は、
さまざまな工程を経て原材料となる銅地金が作られるんだ。
この銅地金は
またいろいろな工程を経て、板や管、棒や線に形を変えて行く。
ここでは代表的な「銅板」を例にとり、
どうやって作られて行くのかを見てみよう。
銅板をつくる
鉱山で採掘された銅鉱石は、製錬所に運ばれ、炉に入れられる。そこで高温に熱し、溶かし、不純物を取り除き、純度99%の粗銅をつくるんだ。これをさらに精製し純度99.99%の銅地金になるんだよ。銅地金は銅板工場に運ばれ、そこで炉に入れて溶かされ、厚い板状の鋳塊をつくるんだ。これを圧延機でどんどん薄く伸ばしていき、目的の厚さになったものをコイル状に巻き取っていく。これを決められた寸法に切り、銅板として出荷されるんだ。